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Happiness

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■伊勢案内3 神宮周辺

神宮にゆかりの深い周りの神々に会いに行く。

伊勢におわすのは、神宮の神々だけにあらず。
波打ち寄せる海辺に、山並みのいただきに、神々の行き先を照らし、神宮を守る神の座がある。
ちょっと寄り道して、風土とともにある神々にもご挨拶。





内宮の前に導きの神を訪ねる。

外宮から内宮へ向かう途中、神宮とは趣の異なる社殿が目に入る。大樹に抱かれた社の御祭神は猿田彦大神。天照大御神の孫神が地上に降りる際に、その行き先を照らし道案内をつとめた神だ。ものごとの際祖に現れて最もよい方向へ導くとされ、何かをはじめようとするとき、人生の岐路で悩んでいるときに背中を押してくれるという。万人に向けて明るく開かれた神域の雰囲気も印象的。



みちひらきの大神

猿田彦神社

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行く手を明るく照らし、進むべき方向へ導く神。

猿田彦大神は天照大御神の孫神を地上に導いた後、伊勢を本拠地に国土を開いた。その末裔が、伊勢を訪れた倭姫命を迎え、五十鈴川の川上の地を献上し、ここに内宮が創建されたと伝わる。

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伊勢市宇治浦田2-1-10
0596-22-2554
http://www.sarutahikojinja.or.jp/
参拝自由 内宮まで徒歩15分








伊勢の霊峰・朝熊をぐるりと巡る。

「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の俗謡にも唄われた朝熊山。宇治橋近くから山頂へ続く道は古くから宇治岳道と呼ばれ、内宮参拝を終えた人でにぎわった。今は伊勢志摩スカイラインで山頂へ。伊勢志摩を一望する景色を見れば、霊峰と呼ばれるのもうなずける。朝熊山から流れる川と五十鈴川の出合い、朝熊神社から仰ぎ見る朝熊山も美しく、足を延ばす価値がある。


内宮摂社の筆頭

朝熊神社

水田の中の小朝熊山から霊山・朝熊山を一望する。

御祭神は、大歳神、苔虫神、朝熊水神で、朝熊平野の守り神。古くは小朝熊神社と呼ばれた。朝熊神社に並んで朝熊御前神社、川をはさんで対岸に鏡宮神社が御鎮座。

伊勢市朝熊町字桜木2566-1
0596-24-1111(神宮司丁)
参拝自由 近鉄鳥羽線朝熊駅から徒歩20分








波で身を清めるみそぎの浜は、古くからお伊勢参りの起点。

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昔ながらの日本旅館が並ぶ二見の町を歩いて海岸線へ。五十鈴川の河口へなだらかに続く浜辺は、白く清らか。打ち寄せる波も透明で美しい。古くから「清き渚」と呼ばれ、神宮に詣でる人々のみそぎの場とされてきたのも納得できる。
二見興玉神社と夫婦岩は浜辺と岩場の境目にある一の鳥居の奥、海に面した参道の先にある。波しぶきを浴びながら進むと、みそぎを受けたような気持ちに。たどりついた岬の先端には、夫婦岩と広い海を背景に立つ堂々たる社殿。この景色を見れば、心も晴れ晴れ、明るく開けた気分になれるはず。
二見興玉神社はどんな時刻に訪れても気持ちのいい社だが、朝一番、しかも日の出の時刻がおすすめ。冬の間は夫婦岩の間からの御来光は拝めないが、それでも陽の光で空と海が刻々と色を変える様子は荘厳。天候次第では、富士山の陰が拝めることも。絶景を味わった感動を胸に、新たな気持ちで神宮に出かけよう。



清き渚、二見浦にたたずむ

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)

富士山越しに昇る朝日の力を浴びる聖地。

御祭神は猿田彦大神と宇迦御魂大神。夫婦岩に注連縄をかけ、興玉神石と日の大神の遥拝所としたことが起源と伝わる。古くみそぎの浜とされ、式年遷宮の御木曳きに臨む人々もここで身を清める。

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伊勢市二見町江575
0596-43-2020
http://www.amigo2.ne.jp/~oki-tama/
参拝自由 JR参宮線二見駅から徒歩5分








■伊勢神宮
http://www.isejingu.or.jp/

■伊勢市観光協会ホームページ
http://www.ise-kanko.jp/







 



□ 伊勢完全案内。| Hanako No.986
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